パソコンの故障

他の家電製品と違って、パソコンの故障は分かりにくいと思われていることがあります。
パソコン特有とも言える、トラブルと故障の考え方について、簡単に説明します。

パソコンのトラブルは故障とは限らない

パソコンのトラブルには様々なケースがありますが、他の家電製品などと比べて特徴的なことがあります。
トラブルの原因が「ソフト」と「ハード」にはっきりと分かれていることです。

ハードとソフト

ソフトのトラブル

パソコンのトラブルの中では、どちらかと言うとソフトに関連したトラブルが多いと思います。
代表的な例では、「Windowsが起動しない」、「ソフトの使用中にエラーが発生する」などがあります。
(ハードが原因となっている場合もあります。)

このようなソフトのトラブルの場合、基本的に「パソコンは故障していない」と考えることができます。
Windowsを再インストールしたり、ソフトの問題を修正してやれば、その後は問題なく使える可能性が高いです。

ハードのトラブル

ハードのトラブルとは、パソコンが機械的、電気的に故障してしまうことです。
代表的な例では、「電源が入らない」、「キーが入力できない」などがあります。

ハードのトラブルの場合、原因となっている箇所を修理しない限り、元に戻る可能性はほとんどありません。
パソコンの故障とは、このようなハードトラブルのことを指すのが一般的です。

ソフトのトラブルはユーザーサイドで

パソコンにトラブルが発生した場合でも、ソフトのトラブルは、基本的にユーザー側で対処することになっています。
パソコンにはユーザーが自由にソフトを追加できるため、その全てをパソコンメーカー側でサポートすることはできないからです。

ただし、メーカー製のパソコンには、初めから沢山のソフトがインストールされているので、それらの使い方やトラブルについては、電話などでサポートを受けることができます。
しかし、実際の作業はユーザーサイドで行うことになります。

ソフトのトラブルはユーザーが対処

このページで述べたことは、パソコンについての知識がある方には当然の内容だったと思いますが、他の家電製品と同じ感覚でパソコンを購入する方も多いです。
この基本的な考え方については、理解しておいた方が良いと思います。
このサイトでは、主にパソコンが故障した時(ハードトラブル)の修理に関する情報を掲載していきたいと思います。

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