パソコンメーカー以外でも、パソコンの修理サービスは行われています。
パソコン販売店などが行っている、修理サービスの内容について、簡単に説明したいと思います。
メーカー以外のパソコン修理サービスにも様々なものがありますが、大きく分けると以下のようになると思います。
○ メーカーと同様の修理サービス
○ メーカーに頼らない独自の修理サービス
それぞれのサービスについて簡単に説明したいと思います。
メーカーと同様の修理サービスと考られるのは、メーカーから修理サービス事業者としての認定を受けている、あるいは、それに近い契約を結んでいる事業者が提供しているサービスです。
多くの場合、メーカー製のパソコンを販売している販売店が、購入者へのアフターサービスとして行っています。
パソコンの修理に必要なサービスパーツや技術情報などは、メーカーから提供されます。
このことから、サービス内容はメーカーとほぼ同じであると考えてよいと思います。
ただし、全てがメーカーと同様であるとは限りません。
例えば、修理代などは、基本的にサービスを提供する事業者が決めることです。
メーカーと同じぐらいの金額になるよう配慮されている場合もありますが、事業者が独自に設定している場合もあります。
パソコンの主要なパーツには規格が定められていて、メーカー製のパソコンで使われているパーツも規格に準拠しています。
規格に合ったパーツを使用することで、メーカーからサービスパーツの提供を受けることなく、修理を実施することも可能です。
(故障箇所によります。)
このようなサービスは、自作用パーツの販売などを行っているパソコンショップなどで実施されている場合が多いです。
自作用のパーツを使用して修理を行います。
ハードディスクやCD/DVDドライブなどの交換であれば、ほとんどの場合、問題なく修理ができるはずです。
このような修理サービスの特徴として、修理代が安い場合が多いです。
使用するパーツ代で、メーカーとの差がかなりあります。
このようにして修理されたパソコンは、純正パーツ以外のパーツが使用されていることになります。
メーカーでは、パソコンの分解や改造をしないよう注意を促しています。
改造されたパソコンへの対応については、メーカーによって差があります。
柔軟な対応をするメーカーが多いと思いますが、サポート外と判断される可能性もありますので、注意が必要です。
以上、簡単に説明しましたが、全ての修理サービスが上記のような体制で行われているわけではありません。
他にも様々な修理サービスがあると思います。
修理を依頼する場合は、ある程度情報を集めてから依頼することが大切だと思います。