パソコンを構成する部品の一つにハードディスクと呼ばれる部品があります。
ハードディスクを交換した場合に必要となる、修理代の目安について述べたいと思います。
ハードディスクとは、パソコンを構成する主要部品の1つで、磁気ディスクにデータを保存する記憶装置です。
ハードディスクドライブを略してHDDと呼ばれることもあります。
ハードディスクで記憶するデータには、Windowsなどのオペレーティングシステム、インストールされたアプリケーション、ユーザーが保存したデータなど、様々なものがあります。
ハードディスクが故障した場合は、これらのデータを読み込むことが出来なくなるため、パソコンが起動しなくなったり、ファイルの読み書きができなくなったりします。
他にも様々な症状が発生する可能性があります。
ハードディスクは、広い意味で消耗品的な部分があり、使用期間が長くなるほど故障しやすくなります。
また、衝撃に弱い部品でもあり、動作中の衝撃は深刻なダメージを与える原因になります。
上記のような理由から、修理で交換となるケースが少なくない部品です。
メーカーなどが公開している情報を基に、ハードディスク交換料金の目安を考えてみます。
国内メーカーで公開されている情報では、以下のようになっていました。
下記の料金には基本料金も含まれています。
メーカー | 修理代 |
---|---|
A社 | 約49000〜52000円 |
B社 | 約48000〜51000円 |
C社 | 約58000〜76000円 |
D社 | 約32000〜67000円 |
メーカーごとにバラツキがあり、同じメーカーでも機種によって金額が異なる場合があります。
平均的な金額では、5万円位と考えればよさそうです。
ハードディスクの場合は、接続インターフェースの規格があり、自作用などで販売されている物と交換することも可能です。
そのため、メーカー以外で独自に修理サービスを行っている事業者でも、ハードディスクの交換修理を行っている場合があります。
※メーカーの保証を受けられなくなることがあるので注意してください。
独自に修理サービスを行っている事業者では、1万5千円〜3万円位の料金を設定している場合が多かったです。
市販のハードディスク代+交換作業料金と考えれば、妥当な料金設定だと思います。
メーカーに比べると、かなり割安感があります。
ハードディスクの交換修理を行う場合、一般的にデータは保証されません。
データの移行を行ってくれるサービスもありますが、別料金となっていることが多いので、確認してから依頼したほうがよいと思います。