ノートパソコンに使用される部品の一つにバッテリーがあります。
バッテリーを交換した場合に必要となる、修理代の目安について述べたいと思います。
バッテリーとは、ノートパソコンで使用される部品の1つで、外部からの電源供給が無くてもノートパソコンを使用できるようにするための充電式電池です。
機種によって異なりますが、ACアダプタを接続していない状態で、数時間ノートパソコンを稼動させることができます。
バッテリーに蓄えられている電気が少なくなったときは、ACアダプタを接続することで充電が行われ、繰り返し使用することができます。
ノートパソコンで使用されているバッテリーには、主にリチウムイオン電池が使われています。
充電することで繰り返し使用できますが、使用期間などに応じて徐々に劣化していきます。
バッテリーの劣化が進むと蓄えられる電気が少なくなり、満充電しても長い時間稼動できなくなります。
バッテリーの故障の多くは、バッテリーパック内に内蔵されている充電式電池の劣化によるものです。
充電式電池は広い意味での消耗品なので、バッテリーの寿命によるものと考えてよいでしょう。
その他の故障としては、バッテリーパック内の制御基板が故障することもありますが、そのようなケースは、ごくまれだと思います。
メーカーなどが公開している情報を基に、バッテリー交換料金の目安を考えてみます。
国内メーカーで公開されている情報では、以下のようになっていました。
下記の料金には基本料金も含まれています。
メーカー | 修理代 |
---|---|
A社 | 約23000〜26000円 |
B社 | 約28000〜35000円 |
修理代として公開されている情報では上記のようになっていました。
2〜3万円位の料金設定になっています。
バッテリーは消耗品扱いとなっており、部品単体で購入できる場合が多いです。
適合するバッテリーパックの型番などは取扱説明書に記載されているはずなので、一般の販売店などを経由して購入することもできると思います。
バッテリーパックの交換方法なども取り扱い説明書に記載されていると思います。
バッテリーパック単体の販売金額は1〜2万円位のものが多いようです。
メーカーへ修理を依頼するよりは、バッテリーパックを購入して自分で交換するほうが安く済みそうです。
バッテリーパックの交換以外に、バッテリーパックの中身だけを交換するリフレッシュサービスと呼ばれる修理もあります。
メーカー以外のサービス業者が行っている場合が多いです。
料金はバッテリーパックを購入するよりも2〜3割位安いと思います。
様々な修理方法がありますが、予算と修理後の信頼性なども考えて、修理方法を検討してみるとよいと思います。